生活費を抑えたいけど、どうすれば節約できるのかしら? 節約のコツを知りたいわ。
こんな悩みを解決するために、わかりやすく記事を書きました。執筆は相談実績15年以上の現役ファイナンシャルプランナー(FP)が担当しています。
賢い節約術について詳しく解説しましょう。無駄遣いを減らすための心構えから 具体的な節約方法まで、しっかり身につけてください。
本記事を読めば、節約の重要性やメリットを理解したうえで 日常生活で役立つ節約のコツを学び、賢くお金を管理するためのヒントを得ることができますよ。
節約に興味がある人、お金を上手に使いたい人にとって、参考になる情報が満載です。
それでは早速、FP相談の実務で得たエッセンスをお伝えしていきましょう。
節約のコツをつかむための基本
節約は難しくありません。コツさえつかんでしまえば、お金がどんどん貯まっていきますよ。
FP相談でも人気のコンテンツ「家計改善(節約&貯蓄)」。その中から、ポイントをいくつかピックアップしていきましょう。
節約が重要な理由とメリットを知ろう
なんとなく節約しなきゃって思うんだけど、いつも三日坊主なのよね…。
どうして節約するのか。理由がハッキリしていないと 継続するのは難しいでしょう。私のFP相談でも、まずそこからお話しています。
質素倹約は日本人の美徳。(かれこれ40年前の話ですが)私も小学校でキッチリ教わりました。
幼い頃から お小遣いの使い道に頭を悩ませるのも、いい勉強になります。“すぐ使いたい”気持ちを我慢して いくらか節約しておけば、本当に欲しいものを来月 買える。これが貯金の始まりですよね。
まあ、たいていの子どもは 食費や住居費の心配までする必要はないので、深刻な話にはなりませんが(笑)。
でも 大人は違います。将来の不測の事態に備えるにはお金が必要。節約が重要な理由はこれです。経済的に安定した生活を望むなら、今から節約して貯金を増やしておきましょう。
そしてもうひとつ、節約には大きなメリットがあります。それは自由を手に入れること。
・欲しいものを買える
・好きなところへ旅行できる
・嫌な職場はサッサと辞めて、まともな会社に転職できる
・共働きをやめて専業主婦になる
・アーリーリタイアメント(早期退職)で、悠々自適の人生を満喫する
世の中、お金がすべてじゃないけれど、お金があればできることって たくさんありますよね。
節約する → 貯金が増える → 将来の夢や目標を実現する(そのための資金を準備できる)
この流れを、頭に叩き込んでおきましょう。節約に疲れたあなたを、きっと奮い立たせてくれますよ。
節約の習慣を身につけた人は(当たり前ですが)無駄遣いをしません。より賢くお金を使えるから ストレスは減り、笑顔が増えます。
つまり「同じ収入でも、幸福度がアップする」ってこと。FP相談を長年やっていると、これが一番のメリットだと感じます。
節約の第一歩は予算管理。その基本を学ぶ
節約してみたいけれど、何から始めたらいいかしら?
まず、予算管理からスタートしましょう。これができるようになれば、節約生活を支える土台になりますよ。
「節約」と聞いて、まず頭に浮かぶのは こんなアクションではないでしょうか?
・必需品は、割引セールやお得なキャンペーンを利用して出費を抑える
・買い物レシートやクレジットカードの利用明細から浪費を見つけ出す
・コスパの悪い外食を減らして、できるだけ自炊する
・使用頻度の低いサブスク(月額課金制)を解約する
・食材ロスを減らせるメニュープランを考える
・光熱費の削減(節水、節電)
・レジ袋を買わない(エコバッグ持参)
・買い物リストを作る(衝動買いをしない)
・断捨離して不要品は売却(収入の足しに)
どれも有効な手段ではあるものの、あくまで節約の基本は予算管理。やることは いたってシンプルだけれど、これが意外と出来ていません。
実際 私のFP相談では、予算管理をしないまま がむしゃらに節約に取り組む人が多くて、いつも驚かされます。
① 自分の収入と支出を把握する
② 毎月の固定費や変動費をリストアップ
③ 支出を3つに仕分ける
・投資(自分や家族のスキルアップや、一生の思い出になる支出)
・消費(生活必需品の支出)
・浪費(衝動買い、無駄遣い、目的のない支出)
④ 予算を決める(浪費を減らす目標を立てる)
⑤ 前月の成果を確認し、翌月の予算に反映させる
予算管理をすれば、自分のお金の流れが見える化され、浪費の実態が浮き彫りに。その結果、ごく自然に無駄な支出を減らせるでしょう。
ムダ遣いを減らしたい!その心構えとは?
バーゲンセールって、すごく安く買えるでしょ。だから、つい飛びついちゃうんだけど、もしかして「節約の敵」なのかしら?
必要でない物が いくら安くても無駄遣いです。売り手側は あなたの購買意欲を巧みに搔き立ててきますから、くれぐれも注意しましょう。
無駄遣いを減らしたいなら、普段の消費行動を見直すべき。なぜなら、幼い頃から時間をかけて習慣化した消費行動には、多くの浪費癖が潜んでいるからです。
【「欲しいもの」と「必要なもの」を見極める】
優先順位を守る
①必要なものを買う
②(当月の)目標額を貯金する
③お金が余ったら欲しいものを買う
【セールやキャンペーンに惑わされない】
衝動買いを厳しく戒める
→(たとえ割引のチャンスを逃しても)その場では買わず、本当に買うべきか 一晩考える
→ほとんどの場合、購買意欲は冷める(どうしても欲しければ定価で買えばいい)
【まとめ買い割引を利用しない】
在庫過多のデメリット
①腐る(食品等)
②邪魔(収納スペースを占有、掃除しにくい)
③使用量が増える(たくさんあると大事に使わない。例:ハンドソープのプッシュ量が増える)
何かを買うときは、自分の消費行動を客観的な目で観察してください。そうすることで、常に 節約の意識を忘れずにいられるでしょう。
学んだコツを活かす節約テクニック
さて、ここからは具体的な節約テクニックをお伝えしていきましょう。「やってみようかな」と思えるワザがあれば、今日から実践してみてください。
トライして「ちょっと違うかも…」と感じたら、すぐにやめてOK。そんな軽い気持ちでスタートするくらいが丁度いいですよ。FP相談で 節約上手な人を見ていると、“すぐ行動するタイプ”ばかりですから。
家計簿をつけよう!記録テクと活用法
収入と支出を管理するなら、やっぱり家計簿よね。できるだけ手間をかけずに家計簿をつける方法が知りたいわ。
わかりました。ずぼらさんでも続けられる、家計簿のつけ方をご紹介しましょう。
やる気満々で家計簿を買ってきても、半年後には部屋の片隅でホコリを被ってる…。こんな体験を何度も繰り返してる人が多いのでは?
それもそのはず。ただでも忙しい日々から時間を削りだし、たまったレシートの束を家計簿に書き写すなんて 苦行でしかありません(あくまで私の感覚です! 冊子の家計簿つけるのが好きな人、ごめんなさい)。
つまり、家計簿が続けられないのは 入力作業が面倒だから。でも、家計簿アプリを使えば楽勝ですよ。
ここでは一例として「マネーフォワード」をご紹介しましょう。
【入力作業を省力化】
クレジットカードや銀行口座をマネーフォワードと連携させれば、利用履歴をいちいち打ち込む必要がなくなる。ただし、対象外のキャッシュレス決済や現金払いをした買い物は入力が必要(スマホアプリはレシートを撮影すれば自動入力)。できるだけクレジットカード払いにするといい。
【お金の使い過ぎを抑制】
自動で前月比が作成され、支出の増減を視覚的に伝えてくれる。さらに、食費、交際費など 使い過ぎの傾向があるとアラートが送られてくるので、無駄遣いしなくなる。
【右肩上がりのグラフで、モチベーションアップ】
支出が下がっていく様子を数字で確認できるため、節約の達成感がある。すると、また頑張ろうと思えて 翌月の支出もどんどん抑えられるから、必然的に貯蓄できる。右肩上がりに増えていく(自動生成された)資産グラフを見るのは、誰でも気持ちいいだろう。
マネーフォワードは無料版でもじゅうぶん使えるし、過去データの閲覧制限や口座数の登録制限を解除したい人は、有料版(年払5,300円 2024年5月現在)も選べます。
無料版で価格以上の効果を実感した人は、検討してみてもいいですね。
家計簿をつける習慣が身につけば 自分の収入と支出を把握できるので、もし収支バランスが崩れても すぐに対策が打てるでしょう。
支出の内訳から無駄な出費を炙り出して 節約につなげることもできるし、将来のマネープランもグンと立てやすくなりますよ。
節約するには買い物を工夫せよ
節約が上手い人は、買い物も工夫してるのよね? いったい、どんなテクニックがあるのか知りたいわ。
わかりました。FP相談で聞いた「買い物の工夫」から、誰でも出来そうなものをいくつかご紹介しましょう。
【予算を決めておく】
食費は「1週間」、日用品は「1か月」、衣服は「1年」で予算を決める。使えるお金が決まっていれば、浪費を防げる。もし予算オーバーになったら、翌期(食費なら翌週)の予算を減らせばいい。そうやって、トータルでは予算内に収まるようにする。
【買い物は1人で行く】
家族と一緒に行くと、予定外の物を買ってしまう。買い物は1人でサッと済ませるのが節約のコツ。
【特売品につられてスーパーをハシゴしない】
特売品を探して複数のスーパーを回るのはNG。時間と労力の浪費でしかない。個々の単価にこだわらず、総額が安く済むスーパーで買い物を終わらせること。基本はA店、調味料・乾物はB店などジャンル分けはOK。
【買う前に“自分が使いこなしているシーン”を想像する】
お店で便利グッズや 美味しそうな調味料を見かけても、気軽に買い物カゴへ入れない。「ラクに調理できそうだけど、洗って保管するのが面倒では?」「使える料理が あまりにも限定されないか?」と自分に問いかけて、日常的に活躍してくれそうなら買ってもいい。
【レジで精算する前に もう一度 “浪費チェック”】
ひととおり買い物が終わっても そのままレジに直行してはいけない。買い物カゴの中を見渡して、余計な物が入っていないか確認。「コイツは微妙だな」と思ったら、躊躇せず 売り場に戻すべし。
節約上手な人も、やっていることはシンプルですよね。自分に合った方法が見つかったら、あなたも次の買い物から実践してみましょう。
食費削減でやるべきこと
いろいろ努力して節約に励んでるんだけど、支出のトップは いつも食費。なにか削減する方法はないかな?
美味しいものを食べてるときって幸せですよね。だからこそ、食費の削減は慎重に進めるべき。我慢を強いられる節約をすれば、文字通り“味気ない毎日”を過ごすことになります。
言わずもがな、食事は健康に直結しているもの。節約の方法を間違えて、カラダを壊したら元も子もありません。
・栄養価を最優先
・食事を抜くのはダメ
・同じメニューを繰り返さない
モヤシで増量したインスタントラーメンを毎日食べてるのを、健康的な食生活とは言いませんよね。極端な例ですが、節約を重視しすぎると 似たようなことをやりがちなので、気をつけてください。
たしかにモヤシは、低カロリー&低糖質&低価格。3拍子揃った「節約生活の必須アイテム」的な存在だし、ビタミンBやカリウム、食物繊維も豊富です。
とはいえ、同じ食材からは、同じ栄養素しか摂取できません。野菜でも肉でも、バランスを考えて いろんな種類の食材を買いましょう。
注意点が理解できたところで、食費削減のコツをお伝えします。
【自炊する】
外食はもとより、コンビニ弁当やスーパーのお惣菜は割高。塩分控えめで バッチリ栄養を摂るには自炊がいちばん。適度に外食やお惣菜を織り交ぜながら、できるだけ自炊の割合を増やす。
【作り置きする】
土日に調理して 1食分ずつ小分けに冷凍保存 → 平日はレンジでチン! 一人暮らしや共働きでキッチンに立つ時間がなくても、自炊メニューが食べられる。
【長く保存できる食材を買う】
食品ロス削減が目的。具体例としては、缶詰、冷凍食品、乾麺、にんじん、じゃがいも、玉ねぎ、りんご、納豆、豆腐、卵など。
自炊は食費削減の王道。敷居が高いと思う人は、簡単なメニューから始めてください。
ただし、頑張って自炊の食材を買い込んでも 腐らせては意味がありません。時短の効果も狙いつつ、作り置きをしておきましょう。冷凍保存なら1週間は余裕です。
100%自炊じゃ 飽きる&疲れるので、たまには息抜きで外食したり、お惣菜を利用するのがオススメ。
だんだん自炊に慣れてくると レパートリーが増えるし、上達するほど 料理が楽しくなりますよ。
教育費の対策~その塾は、漫然と通っていないか?
子どもが成長するにつれて、教育費がどんどん高くなるのよね。 あ~、ほんと溜息が出ちゃうわ…。
私のFP相談でも、「教育費は聖域だ」と思っている人が たくさんいらっしゃいます。しかし、それは勘違いですよ。
まず、習い事。スイミング、ピアノ、習字、クラシックバレエ、などなど。
どれに興味がある? そう聞かれても、こればかりは 実際にやってみないと分かりません。
子ども自身、最初は好奇心で「やりたい!」と言ったものの、次第にその情熱は冷め、なかなか「やめたい」と言い出せずに漫然と通っていた。そんな失敗例は山ほどあります。
私が提案するのは、月に1回「習い事の○○は面白い?」と(親から子どもに)聞いてあげること。これ、FP相談のお客様から「効果あり」の太鼓判を押してもらってる方法です。
別バージョンとして、「興味がなくなったら、いつでもやめていいよ」なんて言葉もいいですね。子どもがプレッシャーを感じずに、本音で語ってくれるでしょう。
あなたもぜひ、試してみてください。
『習い事の月謝に溜息をつく親。 イヤイヤ習い事に通う子ども。』
これ以上の“浪費”は、ありませんからね。
念のため補足しておきますが、子どもから新しい習い事を希望されたら、気持ちよくGOサインを出してあげましょう。
それは“浪費”ではなく“投資”です。ただし、月イチの声掛け「習い事の○○は面白い?」を忘れずに。
節約したお金を賢く貯めるコツ
がんばって節約したお金は、賢く増やしたいですね。
この章では、お金を貯めるための具体的な方法として積立投資を紹介。あわせて、不測の事態に対する備えの考え方をお伝えします。
FP相談でよく聞かれる「ゆとりある生活を送りながら貯金するコツ」も書きましたので、目を通してください。
将来のために積立投資を始めよう。そのメリットは?
そろそろ株とか投資信託を買ってみようと思ってるんだ。とりあえず証券会社に口座を作ってみようかな。
新NISA効果もあって、投資を始める人が増えています。積立投資なら リスクを抑えられるので、初心者にオススメですよ。
2022年4月から高校授業で金融教育が始まりましたが、すでに卒業した人は対象外。自分で勉強しないかぎり、投資の知識はありませんよね。
ということで、積立投資とは何なのか 簡単にお伝えしておきましょう。
定期的に一定の金額を投資することで資産を増やす方法
【時間分散によるリスク低減】
価格が高いときは少なく、価格が安いときは多く買う → 平均価格で購入できる
(例)5か月のあいだ毎月1,000円分のリンゴを買う
りんご1個の値段が次のように変動したら…
・1か月目:100円 → 1,000円払って りんごを10個買えた
・2か月目:200円 → 1,000円払って りんごを 5個買えた
・3か月目:100円 → 1,000円払って りんごを10個買えた
・4か月目: 50円 → 1,000円払って りんごを20個買えた
・5か月目:100円 → 1,000円払って りんごを10個買えた
合計すると、5,000円払って りんごを55個買えた
(もし 1か月目に5,000円払っても リンゴは50個しか買えない)
【自動買付で ラクラク手間なし】
毎月投資するといっても、やることは簡単。初めに手続きしておけば、あとは自動的に口座から引き落として 毎月 投資対象の商品を買い付けてくれる
【まとまったお金がなくてもOK】
毎月100円から積立投資できるネット証券もある。毎月1万円も出せば、ほとんどの金融機関から自由に選べる。
将来の資産形成を目指すなら、毎月のお給料から一定額を割り振って、投資信託や株式などに投資してみてはいかがでしょうか?
積立期間が長いほど、時間分散によるリスク低減効果は大きくなります。できるだけ早い時期にスタートして、長期的な視点で資産を増やしましょう。
「もしも」に備える緊急予備資金を貯める方法
将来の資産形成を目指して投資したお金は、気軽に引き出しちゃダメよね? でも、不測の事態が起きたときに 慌てるのはイヤだわ。
自然災害・病気・事故・収入減少など、不測の事態に備えるお金を「緊急予備資金」と呼びます。ハッキリ区別するために、投資や生活資金とは別の口座で管理するといいでしょう。
では、緊急予備資金はいくらあれば安心できるのでしょうか? 貯め方と併せて解説します。
【金額の目安】
・会社員: 生活費×6カ月分
・自営業: 生活費×1年分
※自営業に比べ、会社員は健康保険・雇用保険が手厚い
【貯めるコツ】
収入の1割を先取り貯金する仕組みをつくる
→ 例)給与振込口座と同じ金融機関で積立定期預金をすれば、手数料ゼロで毎月資金を移動してくれる
日本は自然災害が多い国。地震・台風・大雨・土砂崩れ・河川の氾濫など、枚挙にいとまがありません。もし、自宅が損壊すれば修繕費や家財の買い替え費用が発生するでしょう。
さらに言えば、毎年 多くの人が病に倒れたり、事故に遭っています。自分は健康でも、親の介護で退職を余儀なくされるかも…。
そんなときに、緊急予備資金があれば安心ですね。
なお、お金は用途別に管理するのがオススメ。生活資金、マイホーム購入資金、教育資金、投資資金など。それぞれ別の口座に貯めておけば、通帳を開くだけで いくら貯まったのか一目瞭然ですよ。
ケチケチ節約しなくてもいい、貯金のコツ
節約のためにケチケチするのは なんか違うかな。ゆとりある生活を送りながら貯金できるといいんだけど…。
その通りですね。あなたの生活スタイルや価値観に合った方法で、コツコツ貯金していきましょう。
節約は継続してこそ意味があるもの。ムリな方法で どんなに頑張っても、たまるのはお金じゃなくてストレスばかりです。
ここでは、私がFP相談でお伝えしている節約ルールと、ケチケチしない節約術をご紹介していきます。
【心にゆとりを持つための 節約ルール】
①節約を楽しむ
→ 自分が続けられそうなものに限定してトライする
②毎月貯金できなくても気にしない
→ 収入は変わらないが、支出を平準化するのは至難の業
③目標の立て方を工夫する
→ 短期間で簡単に達成できる目標(スモールステップ)を繰り返す
【ケチケチしない節約術の例】
・携帯を格安スマホに切り替える
・電力会社や料金メニューを変更する(電力自由化のメリットを生かす)
・生命保険を見直す
・自動車保険をネット損保にする
・使用頻度の低いサブスクを解約
・ふるさと納税をフル活用する
・Amazon Primeの定期便を使う(食品・日用品などが5~15%オフ)
ゆとりある生活を送るには、趣味や娯楽も大切。節約のためにガマンするのではなく、予算の範囲で存分に楽しみましょう。
使うべきところは、ケチらない。
締めるべきところは、財布のヒモを緩めない。
メリハリをつけるのが、ケチケチ節約しなくても貯金を増やしていくコツですよ。
まとめ:夢を実現するコツでもある、お金の節約
お金の節約は、将来の経済的な安定を確保したり、夢を実現するために 欠かせないスキルです。
日頃から少しずつ工夫する。お金に対する意識を変えてみる。そんな些細なことから 無駄な支出が減り、賢くお金を使う習慣が身についてきます。
節約のコツは、長期的な視点でじぶんのお金を管理すること。ケチケチ生活は 節約の本質ではありません。
最後まで本記事を読んでくださってありがとうございます。今日から節約に取り組んで、より豊かな生活を送るための一歩を踏み出しましょう。
大事なことを忘れないように、もういちどポイントの復習をして筆を置きますね。
・節約を身につけると、同じ収入でも幸福度がアップする。
・予算管理をすれば お金の流れが見える化され、自然に無駄な支出を減らせる。
・無駄遣いを減らしたいなら、普段の消費行動を見直すべき。
・家計簿が続けられないのは 入力作業が面倒だから。ただし、家計簿アプリを使えば楽勝。
・節約が上手い人は、買い物を工夫している。
・食事は健康に直結している。食費の削減は慎重に進めよう。
・将来の資産形成を目指すなら、毎月のお給料から一定額を割り振って 投資せよ。
・不測の事態に備えて、緊急予備資金を貯めておく。
・じぶんの生活スタイルや価値観に合った方法なら、ゆとりある生活を送りながら貯金できる
最後まで読んでくださって ありがとうございます。FPコラムでは ほかにもお金と生活インフラに関する記事を書いてるので、ぜひチェックしてくださいね!
【執筆者:内田 正雄(Uchida Masao)】
ファイナンシャルプランナー(FP)|住宅ローンアドバイザー|宅建士(資格者)|証券外務員一種
タヌキと出会うのが珍しくない、のんびりした郊外に住む ファイナンシャルプランナー(FP)。横浜国立大学を卒業後、ミサワホームに入社。マイホーム取得という大きな買い物をサポートするためにFP資格を取得。ライフプランを作る重要性に目覚め、住宅ローンの有料相談を展開する保険代理店などで多くの経験を積んだ。豊かなライフスタイルにつながる情報を発信中。