冷蔵庫が突然壊れちゃった! でも、お金がない…。どうすればいいの?修理?買い替え?さすがに、我慢できるものじゃないし。
こんな疑問を解決するために、わかりやすく記事を書きました。執筆は相談実績16年以上の現役ファイナンシャルプランナー(FP)が担当しています。
生活必需品の冷蔵庫が、いきなり故障したら焦りますよね。しかも、お金がない状況なら、不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、予算がない状況での緊急対応策から、長期的な視点での冷蔵庫トラブル対策まで、幅広く解説します。
食品の一時保存方法、DIY修理の可能性、中古冷蔵庫の選び方、さらには将来の備えとしての貯蓄プランまで、具体的な対処法を確認してください。
ザっと目を通すだけで、冷蔵庫の問題を一時的にしのげるのはもちろん、家計の健全性を保つヒントが得られる構成にしました。
今すぐやらなければいけない対策と 将来への備えを両立させれば、再び同じような問題に直面したときにも落ち着いて行動できるようになるでしょう。
お金がないときは試して! 冷蔵庫が壊れたときの緊急対応策
冷蔵庫が故障すると、本当に困りますよね。でも、適切に対応すれば 食品の無駄を最小限に抑え、冷蔵庫の機能を一時的に代替できるでしょう。
ここではまず、緊急時の対応策を詳しくお伝えしていきます。
食品の一時的な保存方法と優先順位
冷蔵庫が壊れたら、まず食品の保存が最優先です。次の手順で対応しましょう
肉、魚、乳製品など傷みやすい食品を最優先で処理。これらは3時間程度なら室温でも大丈夫だが、それ以上は危険。
保冷バッグや発泡スチロールの箱に氷や保冷剤を入れ、優先度の高い食品を保管。
大量の食品を一時的に保存するなら、クーラーボックスがオススメ。食品自体の冷気でしばらくは低温を保てる。
野菜や果物は暗くて涼しい場所で保管。常温でも比較的長持ちする。
すぐに調理できる食材は、早めに使い切る。食べきれない分は、調理後に冷ましてから保存。
この手順で保存すれば、食材を腐らせずに済みそうね。
夏以外なら、室内より屋外(バルコニーなど)。夏場でも、居室より玄関のほうが涼しいです。ただし、屋外で保管するときは カラスなどの被害に遭わないよう、対策を忘れずに。
応急処置で正常に戻るかも。冷蔵庫が壊れたら、まずトライ!
冷蔵庫の故障が軽度であれば、次のような応急処置で正常に戻るかもしれません。
コンセントの接触不良が原因かも。一度抜いて差し直してみる。ホコリが溜まっていたら掃除する。
設定がおかしくなっていないか確認し、必要に応じて調整する。
ドアがきちんと閉まっているか、異物が挟まっていないか、パッキンに問題がないか確認。
冷却口(冷風の吹き出し口)が霜で塞がれていないか? あやしければ霜取りをする。
パソコンと同じように、冷蔵庫にも基盤が内蔵されている。電源コンセントを抜き、1〜2分後に再び接続してみる。
猛暑続きでオーバーヒート気味だったのかしら? 電源リセットで、正常に冷え始めたわ!
応急処置を行うときは、むやみにドアの開閉を繰り返さないようにしましょう。冷蔵庫に余計な負荷をかけず、庫内の食品にダメージを与えるのを防ぎます。
無料(または最低限のコスト)で冷蔵機能を代替しよう
壊れた冷蔵庫を修理したり 買い替えるまでのあいだ、冷蔵機能を確保する方法をご紹介します。
凍らせた保冷剤を使って、小さな保冷スペースを作る。
北向きの部屋など、室温が上がりにくい日陰の場所を利用して食品を保管する。
床下収納があるなら、一時的な保管場所として使える。
濡れたタオルで食品を包み、蒸発による冷却効果(気化熱)を利用する。
近所の人や友人に一時的な保管を依頼する。保冷剤を凍らせてもらうだけでも有難い。
床下収納は思いつかなったわ。夏でもヒンヤリしてるし、近くのスーパーでもらえる氷を入れておけば、一時しのぎの冷蔵空間になりそうね。
こうした緊急対応策を知っておけば、ある日突然 冷蔵庫が壊れたとしても冷静に対処できるでしょう。適切な対応で食品のロスを無くし、お金がない状況への悪影響を最小限に抑えてください。
いずれにしても、ここまでご紹介してきたのは あくまで応急処置。根本的に解決するには、修理や買い替えを検討しなければなりません。
次章から具体的な方法を詳しくお伝えしていきます。
お金ないのに…。壊れた冷蔵庫を修理? それとも購入?
お金なくてギリギリで生活してるのに 冷蔵庫が壊れたら、誰でも落ち込むでしょう。
でも、あきらめるのは まだ早いかもしれません。粘り強く いくつかの選択肢を検討すれば、最低限のダメージで問題を解決できる可能性があります。
この章では、お金がないときに役立つ 冷蔵庫の修理や購入などの知識を身につけてください。
メーカーサポートや取扱説明書を活用
冷蔵庫が壊れたかも…と思ったら、メーカーサポートや取扱説明書、オンラインリソースを頼りましょう。冷蔵庫の症状に応じた、的確な対応が可能になります。
取扱説明書なんて、どこにしまったか覚えてないわ…。
冷蔵庫メーカーの公式ウェブサイトにアクセスすれば、取扱説明書を閲覧できます。その際、型番や製造年式が必要になるので 事前に控えておきましょう。(一般的に、冷蔵庫の冷蔵室ドア内側に貼付されたシールに記載)
冷蔵庫メーカーのカスタマーサービスへ連絡
冷蔵庫メーカーのカスタマーサービスには、製品の専門知識を持ったスタッフが常駐していますが、冷蔵庫の症状は すべて あなたが伝えなければいけません。
お互いの時間をムダにしないよう、以下の手順で準備をしてから連絡を取りましょう。
Step1【製品情報の準備】
先方との会話をスムーズに進めるため、事前に次の情報を手元に用意する。
・冷蔵庫の型番(冷蔵室ドア内側等)
・冷蔵庫の製造年式(冷蔵室ドア内側等)
・冷蔵庫の購入日(取扱説明書に記載)→保証期間を知るためなので、不明でも構わない。
Step2【連絡先の確認】
カスタマーサービスの連絡先(電話番号やメールアドレス)を確認する。
→ 冷蔵庫メーカーの公式ウェブサイトや取扱説明書に記載
Step3【問い合わせ内容の整理】
故障の状況や症状を具体的に整理。簡潔に説明できるよう箇条書きする。
→ カスタマーサービス担当者が、的確な対応をしやすくなる。
カスタマーサービスには、当該の冷蔵庫に関する 故障や修理の膨大な対応履歴が蓄積されています。
冷蔵庫の症状を正確に伝えることで、迅速かつ丁寧に対応方法を教えてもらえるでしょう。
もし保証期間内に壊れたのなら、無料で修理してもらえるかもしれません(消耗品は有料など、諸条件あり)。
取扱説明書のトラブルシューティングに従う
取扱説明書には、“よくある”トラブルの対応方法が書かれています。ユーザー自身で簡単に解決できる問題も多いので、いちど目を通しておきましょう。
【トラブルシューティングの確認】
取扱説明書のトラブルシューティングを見つける。
(「こんな症状が出たら」、「困ったときは」など、呼称はメーカーで異なる)
→ 冷蔵庫の故障やエラーメッセージ(コード)に対する具体的な対処方法を確認する。
(エラーメッセージごとにリストアップされているのが一般的)
【操作方法の再確認】
冷蔵庫の操作方法や設定を再確認する。
→ 誤った操作や設定ミスが原因ではないか?
(普段は使っていない機能を試した場合、誤操作が原因で正常に動作しないことがある)
冷蔵庫を買ったとき、取扱説明書を読まずに使い始める人が多いと思います。
私もそのひとりですが、ページをめくってみると 使える情報が盛りだくさんで驚きますよ。
困っている今こそ、書棚でホコリをかぶっていた取扱説明書を活用してください。
冷蔵庫メーカーのウェブサイトやオンラインサポートへアクセス
多くの冷蔵庫メーカーでは、ウェブサイトやオンラインサポートを通じて、問題解決に役立つ情報を提供しています。
土日は電話サポートの混雑が常態化し、なかなか繋がらずにイライラさせられることも多いでしょう。また、営業時間も限られるため、トラブル発生の時間帯によっては「翌日まで待つしかないね?」なんてことも…。
いっぽう、ウェブサイトやオンラインサポートなら24時間365日 すぐにアクセスできるので、ストレスフリーです。
【公式ウェブサイト】
冷蔵庫メーカーの公式ウェブサイトには、製品ごとのサポートページが設けられている。
→ 取扱説明書のダウンロード、FAQやトラブルシューティングが問題解決のヒントになる。
【オンラインチャットサポート】
冷蔵庫メーカーによっては、オンラインチャットサポートを提供している。
→ リアルタイムで専門スタッフとチャットできるため、急いでいるときに便利。
【ビデオチュートリアル】
冷蔵庫メーカーの公式ウェブサイトやYouTubeチャンネルには、冷蔵庫の使用方法やメンテナンス方法を解説したビデオチュートリアルが多数公開されている。視覚的に学べるので、文字情報より理解しやすい。
ぜひ、これらのリソースを積極的に活用しましょう。
火災保険の補償対象にならないか?
冷蔵庫メーカーのサポートに聞いてみたら、修理代が5~10万円って言われたよ…。お金ないのに 困ったなぁ。
もしかしたら、壊れた冷蔵庫の修理費用や買い替え費用を火災保険の保険金で賄えるかもしれません。加入しているなら、保険証券などの資料を確認してみましょう。
冷蔵庫が壊れた場合に 火災保険の対象になる可能性があるのは、次のようなケースです。
【保険金で支払われるのは?(例)】
事前に予測できない突発的な出来事で、冷蔵庫が壊れたとき
・冷蔵庫に隠れた部分を掃除しようとして移動したら、壁にぶつけた衝撃で壊れた
・子どもが遊び回っているうちに、冷蔵庫にぶつかって破損した
→ それぞれ、冷蔵庫の修理費用(修理不能な場合は買い替え費用)
【支払対象外になる場合(例)】
・冷蔵庫の経年劣化で故障したとき
・自分の故意やメンテナンス不足が原因のとき
・キズや汚れなど 外観上の損害にとどまり、冷蔵庫の運転に支障がないとき
【火災保険の加入条件】
・「家財」を対象にしている
・「不測かつ突発的な事故(破損・汚損)」の補償に加入している
【保険金で支払われるのは?(例)】
事前に予測できない突発的な出来事で、冷蔵庫から水が漏れて(冷蔵庫以外に)損害が発生したとき
・冷蔵庫のドレンホースやドレンパンが破損して水漏れが発生し、床が水浸しになった
→ 水びたしになった床や壁の修理費用
→ 水に浸かって故障した家電の修理費用(修理不能な場合は買い替え費用)
【支払対象外になる場合(例)】
・ドレンホースやドレンパンの破損原因が「経年劣化」のとき
・自分の故意やメンテナンス不足が原因のとき
(例:掃除をしていなかったらドレンホースが詰まり、水があふれだした)
【火災保険の加入条件】
・「建物」を対象にしている
・「水濡れ」の補償に加入している
これを読んで「火災保険の対象になりそうだな」と思ったら、担当の保険代理店や 加入している保険会社に連絡してください。補償できる損害であれば、保険金請求の手続きを案内してくれますよ。
なお、マンションやアパートに住んでいる人は、冷蔵庫の水漏れが階下までおよび、居住者(や所有者)に損害を与えてしまうこともあるでしょう。
その場合、火災保険に「個人賠償責任特約」がついていれば、被害者から請求された損害額を保険金で賄える可能性があります。
落雷で冷蔵庫が壊れたんだけど、火災保険で修理代を払ってもらえるかしら?
「家財」を対象とした火災保険に加入していれば、保険金の支払い対象になる可能性はあるでしょう。
ちなみに、「落雷」は火災保険の基本補償に含まれているのが一般的。
そのため、とくに意識していなくても付帯されていると考えられますが、問い合わせの前に 保険証券などで確認しておくと安心ですね。
DIY修理に挑戦!(あくまで安全を最優先に)
お金がないときは、DIY修理(自分で直してみる)もアリです。ただし、絶対にムリをせず 安全を最優先に考えてトライしましょう。
冷蔵庫が動作しない原因を特定する。ファンの音がしない、冷えないなどの症状から問題を絞り込む。
YouTubeやDIY修理サイトで、同様の症状に対する修理方法を調べる。
ドアパッキンの交換やドレンホースの清掃など、比較的安全で簡単な修理から始める。
電気系統や冷媒に関わる修理は危険を伴うため、素人は絶対に手を出さず、プロに任せる。
以上を確認して、手元にない工具が必要なら購入する(事前に修理代と比較すること)
多少は電気の知識もあるし、工作系のDIYは大好きだから、ムリしない範囲で挑戦してみるよ!
自分で直せれば、冷蔵庫の修理代や 買い替え費用を大幅に節約できます。
しかし、いちど手を加えた後は、保証期間内でも修理が受けられなくなるケースが一般的です。くれぐれも、事前によく考えてから判断してください。
中古冷蔵庫で買い替えコストを抑える
お金がないときは、中古冷蔵庫を選択肢に加えましょう。新品を購入するよりも大幅に費用を抑えられます。
それでは早速、中古冷蔵庫選びのポイントをチェックしてください。
リサイクルショップや中古家電専門店など、よく調べて評判の良い店舗を選ぶ。
できるだけ新しい製造年の冷蔵庫を選びたいが、そのぶん値段は高くなる。
→ 故障リスクを考えると、3~4年前までに製造された冷蔵庫がオススメ。
庫内の清潔さ、臭いの有無、パッキンの状態などを必ず確認する。
できるだけ、実際に電源を入れて冷却機能をチェック。
中古でも短期間の保証がついている場合もある。保証内容を必ず確認。
本体価格に加え、配送料や設置料も含めた総額で判断しよう。
リサイクルショップで、掘り出し物を見つけるのは得意なの。このポイントを参考にして割安な冷蔵庫をゲットするわよ。
新品を購入するのと比べて 中古冷蔵庫を探すのは面倒ですが、その労力に見合うだけのコストカットは じゅうぶん見込めます。節約のために、がんばりましょう。
お金がないときは、分割払いやレンタルで乗り切る。補助金も要チェック
今すぐに払えるお金がない人は、次の選択肢を検討してください。
家電量販店やオンラインショップでは、無金利や低金利の分割払いを選べるケースが多い。
リボ払いを利用すれば、毎月の支払いを少額に抑えられる。ただし、金利に注意が必要。
お金がない状況が短期間で終わるなら、冷蔵庫のレンタルサービスを利用するのも一案。
節電効果の大きいエコ家電を購入すると、補助金がもらえる制度を実施している自治体もある(例:20%ポイント還元)。
チェックするならこちらのサイトが便利→「ヤマダ電機(省エネ補助金制度 対象市区町村一覧)」
地域によっては、低所得者向けに家電購入の補助制度を設けていることも。念のため、自治体に問い合わせてみよう。
なるほど、補助金か! 申請するだけでもらえるなら、すごく有難いよ。
まとまった金額が払えなくても、冷蔵庫を手に入れる方法はあるものです。お金がない状況をなんとか乗り切ってください。
お金がない!緊急時の資金調達方法
修理するか、買い替えるか。いずれにしてもお金がないと、何もできません。そこで、緊急時の資金調達方法を考えてみましょう。
【フリマアプリ、リサイクルショップを使う】
手持ちの不要品をフリマアプリやリサイクルショップで売却して現金調達。
→ 衣類、家電、家具。とりわけ価値の高い品物や、需要があるアイテムを選ぶと効率的。
【友人や家族から借りる】
借入金額や返済条件について、事前にしっかりと話し合う(記録に残す)。
→ お金を貸してくれた人へ、感謝の気持ちを丁寧に伝えること。
【ローンの活用】
金利や返済期間などを比較。最も有利な条件で契約する。
ちょうどいい機会だから、家の中を断捨離して フリマアプリで売ってみることにするわ。
あながた置かれている状況やニーズに応じて、いちばん適した方法を選んでください。
ただし、ローンは利息が発生します。必ず、返済能力を確保したうえで利用することをお忘れなく。
壊れたときに後悔しない。お金がない人の冷蔵庫トラブル対策
冷蔵庫は、一日たりとも 生活に欠かせない家電。
突然壊れたら 放っておくわけにはいきません。長期的な視点で、日頃からトラブルを予防しましょう。
この章では、冷蔵庫の寿命を延ばすメンテナンス方法、省エネ冷蔵庫への買い替えによる節約効果、そして将来の家電購入に備えた貯蓄プランについて詳しく解説します。
冷蔵庫の寿命を延ばすコツ3選。こまめなメンテナンスを心がけよう
冷蔵庫の平均寿命は10~15年程度ですが、こまめにメンテナンスすれば寿命を延ばせますよ。
冷蔵庫を長持ちさせるコツをご紹介します。
【庫内の清掃】月に1回程度、庫内を空にして掃除。
【パッキンの手入れ】ドアのパッキンを湿らせた布で拭き、清潔に保つ。
【放熱板の掃除】背面の放熱板にホコリが溜まると冷却効率が低下 → 定期的に掃除。
【食品を詰め込みすぎない】庫内の7割程度までにとどめ、冷気の循環を妨げないようにする。
【熱いものは冷ましてから】室温まで冷ましてから入れることで、冷蔵庫への負担を減らす。
【ドアの開閉を最小限に】頻繁な開閉は冷気を逃がし、冷蔵庫に負担をかける。
【周囲のスペースを確保】放熱のため、背面や側面に適切なスペースを設ける(スキマに物を置かない)。
【直射日光や熱源を避ける】冷蔵庫に余計な負担をかけないよう、できるだけ設置場所に配慮する。
守れていないことが多いわね…。これからは気をつけなきゃ!
メンテナンスをしながら、優しい使い方を実践すれば、「冷蔵庫が突然壊れた」という悲劇を かなり先延ばしできるでしょう。
どうせ買い替えるなら、省エネ冷蔵庫で電気代を節約しよう
24時間365日 休まず働き続ける冷蔵庫は、家庭の電気使用量の中でも大きな割合を占めています。
冷蔵庫が壊れたタイミングで、最新の省エネモデルに買い替えれば、大幅に電気代を節約できるでしょう。
その魅力から 選び方のポイントまで、ひと通りチェックしてください。
・最新モデルは、10年前の製品と比べて約30〜50%の省エネ効果がある。
・インバーター制御技術の進化により、使用状況に応じて効率的に運転してくれる。
・使用年数が10年を超えている
・明らかな故障や性能低下が見られる
・電気代の値上がりが気になる
【省エネラベルの確認】統一省エネラベルの星マークが多いほど、省エネ性能が高い。
【適切なサイズ選び】家族構成や使用頻度に合わせて選ぶ。
【機能の見極め】必要な機能に絞って、過剰なスペックを避ける → コストを抑えられる。
参考までに、省エネラベルの見本を貼っておきますね ↓
電気代が値上がりして気になってたの。購入後、ずっと家計に貢献してくれるなら 買い替える価値があるわね。
積極的に検討したい、省エネ冷蔵庫への買い替え。初期投資は必要なものの、長期的には電気代の大幅な節約につながります。
環境への配慮にもつながるため、一石二鳥と言えるでしょう。
将来の家電購入に備えて、貯蓄プランを立てよう
冷蔵庫などの大型家電は、かなり高額です。突然壊れたときに慌てないよう、計画的に購入資金を準備してください。
ここでは、効果的な貯蓄プランの立て方をご紹介します。
希望する冷蔵庫の価格を調べ、目標金額を設定する。
(中〜大型の冷蔵庫で15〜30万円程度が目安)
現在の冷蔵庫の使用年数を考慮し、買い替え時期を予測する。
(例:購入後5年経過 → あと5年程度で買い替えと想定)
目標金額 ÷ 貯蓄期間(月数)= 月々の貯蓄額
(例:15万円 ÷ 60ヶ月 = 2,500円/月)
【自動積立】(推奨):給与日に自動的に貯蓄口座に振り込むよう設定
【家計簿アプリの活用】:支出を“見える化”して、浪費を減らす
【小銭貯金】:お財布の小銭を貯金箱に入れておき、定期的に口座へ預ける
半年に1回を目安に 貯蓄状況を確認 → 必要に応じて計画を練り直す
月2,500円の 冷蔵庫積立ね。そのくらいなら、頑張って続けられそうだわ。
洗濯機やエアコンなど、冷蔵庫以外にも高額な家電はあります。それらの買い替えにも備えられるよう、どんどん応用してください。
日々のメンテナンス、適切なタイミングでの買い替え、そして計画的な貯蓄を組み合わせる。
これらを地道に続けることで、快適な生活環境を維持しながら、家計の負担も軽減できるでしょう。
まとめ:冷蔵庫が壊れた!お金ない状況を柔軟な発想で乗り越えよう
ここまで「冷蔵庫が壊れたのにお金がない」ときの対策について、詳しく解説してきました。
突然の故障はストレスを伴いますが、冷静に対処することで無駄な出費を避けることができます。
まずは食品の一時的な保存を優先。落ち着いたら、メーカーサポートへ連絡しましょう。
もし買い替えることになっても、中古品の購入やレンタルで、経済的な負担を軽減できるかもしれません。
そして、長期的な視点でのメンテナンスや貯蓄プランの策定も忘れないでください。冷蔵庫の寿命を延ばし、次回の故障時にも慌てずに済みますよ。
最後まで読んでくださって ありがとうございます。FPコラムでは ほかにもお金と生活インフラに関する記事を書いてるので、ぜひチェックしてくださいね!
【執筆者:内田 正雄(Uchida Masao)】
ファイナンシャルプランナー(FP)|住宅ローンアドバイザー|宅建士(資格者)|証券外務員一種
タヌキと出会うのが珍しくない、のんびりした郊外に住む ファイナンシャルプランナー(FP)。横浜国立大学を卒業後、ミサワホームに入社。マイホーム取得という大きな買い物をサポートするためにFP資格を取得。ライフプランを作る重要性に目覚め、住宅ローンの有料相談を展開する保険代理店などで多くの経験を積んだ。豊かなライフスタイルにつながる情報を発信中。